昨日の日記に修了コンサートのマニアックな歌のことを書きましたが、「それはどんなものだ?」というリクエストを何人かの方からいただきましたので、ここで詩だけでも紹介致します。
本当に強い反戦歌です。



墓碑銘―戦死せる彼等のために―  大江満雄

風よ としわかき勇士の吐息をつたへよ
黄河に吐息あればそれをもつたえよ
言葉なく労苦にうづくものに彼等の祈望(きぼう)をつたえよ
かれ等は屍となりかへらず
かれ等の骨片(ほねびら)のひとつ ここに帰る
なにびとかたづぬな
かれ等は死をもって祖国にこたへ
平和と幸福をわれらにねがふ
かれらの憂ひ
かれらのふかきまなざし
ゆめ多きかれ等の過去を
かれ等の遺族たちのうへに心もやして渇けるをつたえよ。

(深井史郎作曲「三つの歌」より)



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ギャラリーとリンクにいくつか追加されました。
4月の演奏会に関しては、詳細がはっきりして無いものが多いためわかり次第アップしていきます。


2006.3.28.大畑 理博
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えぇスケジュールにありました通り、榛名梅の里音楽祭&「日本の歌」スプリングセミナー2006に参加してきました。
本当に朝から晩まで歌漬けの毎日。
セミナーはあさの9時45分からはじまり、5時半ぐらいまで。(日によって微妙に違うんですよね。)
それで宿にいても、朝の7時から声を出す方がいらっしゃり、23時まで練習する。
かなりですよね。
ある意味精神的にも体力的にもかなりシンドイんですよ・・・笑

でもかなり充実したセミナーでした。
先生方、スタッフ、受講生皆さんみんなそれぞれ様々な個性の強い方ばかりなんだけれど、とても温かい人たちで。
純粋に音楽を奏でることが好きで、仕方ない人たちに囲まれての勉強。
刺激をたくさん受けました

振り返るとほんと幸せな時間でした。




今回のセミナーでの出来事。

その1。
まぁ僕ははじめから好きなんですが、なんだかシモい話にかなり毒されました・・・。
しかもやたらエグいときも・・・。
それは受講生だけではなく、スタッフ、そしてある先生に仕込まれ・・・。


その2。
また僕はかなりマニアックな曲を提出して、先生方でも知らないようなものをやってしまいました。
しかも、「修了コンサート」というセミナーの成果を発表するものがあるのですが。。。
そこでは提出した中でも一番マニアックなものを歌うことになってしまいました。
それは、深井史郎作曲の『三つの歌』より「墓碑銘―戦死せる彼等のために」というもの。
この曲知ってる人はマニアックです。間違いないです!!!

もう一つ。

セミナーの最後にファイナルコンサートというのがあるのですが・・・。
声楽の受講生は僕を除いて全員女性だったので、はじめファイナルコンサートには参加せず客席でということだったのですが、先生の作品だったのでどうしても参加したいと塚田先生に申し上げたら、「裏声でアルトパート歌うなら参加したらいいよ」と言われ、その通り『裏声』で参加させていただきました。笑
木下牧子先生の『抒情小曲集』の中からだったんですが。
その歌を聴いた方は滅多に無い光景に驚いたことでしょう。
大体、出てきた段階で思いっきりこちらに視線を感じ、指差しされてましたから・・・。
まぁ貴重な体験ということで。。。

ほんと出会いの多い、実りの多いものでした。

2006.3.26.大畑 理博20070404085010.jpg

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最近暖かかったり、強風が吹いて寒かったり、なかなか天候が定まりませんね。
でも確実に盛春が近づいている気配です。

僕の周りではお父様が亡くなられた方、それから病院療養中の方が多いのです。
書く言う僕の母の父=祖父も病院で入院しながら養正しています。

皆さんにとって「父」とはどんな存在ですか?
これまでいろいろな日本の歌を歌ってきましたが、「父」を題材にした作品は少ないように思います。母はたくさんあるのですが・・・。

その中で、『くちなし』という高野喜久雄さんの詩に高田三郎先生が作曲なさった作品で、よく歌われるものがあります。今回はその詩を。(原詩ではなく今回は歌詞のほうを。)
もう一つ、残念ながらお亡くなりになりましたが、僕が大好きな詩人・石垣りんさんの作品に『父の日に』というものがあります。それを・・・。
(著作権の問題がありますが。。。今回はお許しをm(__)m)



『くちなし』  高野喜久雄

荒れていた庭 片隅に
亡き父が植えたくちなし
年ごとに かおり高く
花はふえ
今年は十九の実がついた

くちなしの木に
くちなしの花が咲き
実がついた
ただ それだけのことなのに
ふるえる
ふるえるわたしのこころ

「ごらん くちなしの実を ごらん
熟しても 口を開かぬ くちなしの実だ」
とある日の 父のことば
父の祈り

くちなしの実よ
くちなしの実のように
待ちこがれつつ
ひたすらに こがれ生きよ
と父はいう
今も どこかで父はいう




『父の日に』  石垣りん

向こうに 立っている お父さん。
一本の木のように しっかりと。
父はそうして
立ちつづけに 立っている。
立つことで
はじめてあなたは 父であったから。
私が生まれる前から
私が死んだ後までも
樹齢何百年 というように
父は 立っていなければならない。
いのちの 原風景の中で
はじめから 終わりまで。
向こうの方に 立っている お父さん。



2006.3.19. 大畑 理博 20070404084802.jpg

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スケジュールにもありました、地元富山県の高岡市(実家からだと車で1時間チョイかかるんですが。。。)で行われた『フィガロの結婚』ハイライト版を無事に終えることが出来ました。
本番は流石、皆さん集中力が違うので、かなりよかったのではないでしょうか。
僕も出演者の一人なので、来てくださっていた方から聞いたのですが。

当日は、立ち見が出るほどの盛況振りで出演者一同かなり驚きました。しかも昨日は寒く、雪も降ってきたりしたので・・・。

僕のほうはと言いますと。。。

実は木曜ぐらいから高熱を出してしまいまして・・・。
即、医者に行ったところインフルエンザではなく、風邪かストレスからくるものだろうと言う事でした・・・。
えぇ体温ですが最高40℃を超えました。なんだかある意味脳内沸騰ですね。。。
それで本番前というのにもかかわらず、お休みを一日いただきました。指揮、演出の先生、出演者のみなさん、また企画のホール関係者のみなさん大変ご迷惑をおかけしまして、この場を借りてお詫び申し上げます。

前日には39℃でしたが、午前に点滴を打ってもらってG.P.に臨んだのでなんとか、熱も落ち着いた状態でした。

本番当日は、熱もほとんど無く大丈夫かと思いきや、今年の流行ですか???
前夜からお腹がグルグルゴロゴロ状態でして・・・。(まだ今も続いているのですが・・・。)
でもなんとか切り抜けました!!!

ってか演奏家としては失格ですね。深く反省しております。
自分の体調管理ぐらい出来ないとダメダメですよね・・・。


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2006.3.13. 大畑 理博20070404084313.jpg

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今日は地元富山の老人ホーム(ふるさと敬寿苑)に慰問コンサートに行ってきました。

曲目は「早春賦」を皮切りに「うれしいひなまつり」「どこかで春が」「春がきた」「春の小川」「朧月夜」「七つの子」「花」「花かげ」「靴が鳴る」「チューリップ」「蝶々」「背くらべ」「茶摘」とかなり盛りだくさんで、早春~初夏にまつわる童謡唱歌を。(結構盛りだくさんでしかも、普通男は歌わないものも・・・。)
それと、昭和歌謡である「青い山脈」、そして定番の「川の流れのように」、そして最後にみんなで「故郷」を歌いました。トーク込みでたっぷり1時間ぐらいでしたでしょうか。。。

実はそれが感じられないくらいアッという間でした。

何故なら、聴いてくれてるおじいちゃんおばあちゃんが、手を叩きながら笑顔で一緒に口ずさんでくれるんです。
こちらも当たり前の如く自然と笑顔になりました。
表情で表せない方でも、目を見ると合図してくれたりして。。。


なんだか僕の歌いたかった『歌』ってこれなんだなと、歌いながらつくづく思いました。

お互いが笑顔になれるんですよ。
これほど幸せなことは無いです。
何か通じ合えたような気がしたんです。
前に読んだ本に「芸術は二つの心を結ぶもの。ただそれだけ」っていうのがありました。

僕の歌が芸術だとはおこがましいばかりでなく、口が裂けても言えませんが、今日は
「心と心が結ばれた」
そんな気がした一日でした。

でも最後にあるおばあちゃんが、わざわざ車椅子に乗って控室まで握手をしたいと来てくれたんですが、握手して僕の手を包んでくれたんです。
そのときのおばあちゃんと手が温かかったなぁ・・・。
僕もあんな温かな手になれるよう、歳を重ねていけたらと思います。

2006.3.9. 大畑 理博
みなさんこんばんは。
今日はひな祭りですね。
僕は男兄弟だったので、小さい頃はうちに雛人形がなかったのですが、今は実家に姪がおりまして、床の間に飾られています。
なんだか今日の東京は雨が降ったりやんだりで寒いですね・・・(T_T)
花粉症の方そろそろきてますか???笑


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えーっとかなり恥ずかしながら、Profileのほうに数曲、僕の歌が試聴出来るようになりました。
遠方の方で聴いてみたいという方もいらしたので、僕がどんな声なのかをここで発表しようと思います。

曲目は
「鐘が鳴ります」(山田耕筰/曲・三木露風/詩)
「ねがい」(林 光/曲・佐藤信/詩)一部
「歩くうた」(林 光/曲・谷川俊太郎/詩)一部
「物語」(木下牧子/曲・三好達治/詩)一部

パソコンによっては左クリックだと途中から始まったりする方もいらっしゃると思います。
ファイルを保存するか、別ウィンドウで開いて聴いてみてください。

演奏は昨年2月の演奏会のものと12月の試験のものです。
録音状態が異なるため、多少音量に差が出てしまいましたのでご注意下さい。

でも聴いててほんと音痴なのがわかってショックでした・・・。
何か感想やアドバイス等ありましたら、BBSのほうに書き込んでいただくか、直接mailください
m(__)m

2006.3.3. 大畑 理博
もう弥生月。3月なのですね。卒業シーズンですか・・・。
僕は大学受験で高校の卒業式に参加出来なかったのでなんだかな。。。


そうそう初体験しました!!!

昨日の夜まで12日のオペラの稽古が28日の22時まで地元であって、1日の午前10時半から東京で塚田佳男先生のレッスンだったので、生まれて25年初めて「寝台特急北陸」に揺られて東京まで戻ってきました。

昔の人はこんな思いをして長旅でかなり疲れたんだろうなぁとしみじみ思っちゃったりして。もっと条件も悪かっただろうし・・・。

寝台特急は個室が取れなかったので心配だったのですが、なんとか眠ることが出来、無事に遅れることなくレッスンにも行ってきました。
でも隣のオヤジがいびきかいててはじめはなかなか寝付けませんでしたが・・・。


下のInfo.diaryに書きました、フォトアルバムのサイズに関して修正いたしました。
そうしたらちょっと発見!
ある写真の顔に吹き出物が・・・。(昔だったらニキビなんだろうけど・・・泣)
これからもジャンジャン増やしていこうと思います。

またリンクのほうも工事中でしたが、準備が出来次第、順次UPしていきます。

今日は東京は冷たい雨。
春を身近に感じるにはもう少し時間が必要でしょうか・・・。

2006.3.2 大畑 理博