もう4月に入り、新年度がスタートしましたね。
みなさんいかがお過ごしですか?
東京はもう満開の桜が散り舞ってしまっているのでしょうか???

いやぁしかしなんだか寒い。。。
っというのも今、地元富山に帰省しております。
東京も先週の木曜あたりから「花冷え」と言うんでしょうか、かなり冷え込みましたが・・・。
僕の目論見では、時期がずれて富山でも桜が見れるかと思いきや、寒すぎて蕾もキュッと縮こまってしまっている状態です。

今回帰省しているのは、地元の富山県立山町にある病院のデイサービスで歌わさせていただくためです。たまたま保育所からの同級生が勤めていて、相談したところ事がトントン拍子に進み、実現いたしました。

今日1回目が終わりました。もう1回、水曜に同じ内容ですが、させてもらうことになっています。
前回の慰問コンサート同様、みなさん終始笑顔で聴いてくださり、途中には口ずさんだり、手拍子をしてくださったり、こちらも幸せいっぱいで気持ちよく歌うことが出来ました。

一番前の席におじいさん3人が座ってらして、はじめはさほど反応が無く、ちょっと淋しかったんです。でも最後に近づくにつれて表情が出てきて、最後みんなで「故郷」を歌い終わったとき軽く拍手をなさり、なんだかうれしくて鳥肌が立ちました。

僕のつたない歌で、ほんの少しだけでも何か感じてもらえているのかと思い感動でした。


もう一つ。
今日は、最近とんと出かけることが減った僕の祖母も聴きたいと自ら言い、一番後ろで聴いていてくれました。普段、結構辛口な祖母。それゆえ、はじめはなるべく見ないようにしてたんですが、見たくなるのが「孫」ということと「演奏する立場」としてどんな反応をしているのかが気になって、チラッと見ました。
そうしたら、にこやかな笑顔で一緒になって口ずさんで歌ってくれていました。ほんと何年かぶりに見た穏やかな笑顔でしたよ。僕はおばあちゃん子だったので、それを見たらもっとうれしくなったり。。。
帰り車の中で、祖母は「好きな歌いっぱい歌ってくれてありがとう」って言ってくれました。なんだか涙が出ましたよ。おばあちゃん孝行したい僕としては本当にうれしかった。

2006.4.3.大畑 理博
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