初のソロリサイタル「大畑理博ソングリサイタル~想い出に寄せて~」を無事に終了することが出来ました。

師走というお忙しい中、たくさんご来場いただきまして、誠にありがとうございました。この場を借りまして今一度、心より感謝申し上げます。

リサイタルというよりなんでもありのコンサートと言ったほうがよろしいでしょうか?
はじめは本当にリサイタル形式を考えておりました。しかし、コンセプトと選曲をしていく上で段々と僕が出来得る「自分らしいスタイル」を考えていったら、あのような形になっていきました。

前ふりの客席からの登場の仕方も前日決めました。僕はまず客席にいらっしゃる皆様にリラックスしていただきたかったのです。僕自身堅苦しい演奏会を望んではいませんでした。結構前半が、有名な曲が多いとは言え、重いプログラムでしたので余計に。

姪と一緒に歌ったり、弾き語りをしたりと。。。また、あの場所でジーンズで歌うということ。


僕が前々から目指していた演奏会というか「演奏のスタイルプラン」があります。
①お客様に少しでも飽きていただかないこと。
②一つでもいいから何か感じてもらうこと。(思い出や喜怒哀楽など。)
③楽しい演奏会だったと思ってもらうこと。
④クラシックの知らない作品でもどこか心にとどめていただくこと。
⑤母国語である日本語が持つ微妙なニュアンスやリズム、そして言葉の美しさは本当にすばらしいと感じていただくこと。

特に⑤は重要課題で、「空」や「色(白など)」の言葉の表現がたくさん出てきました。その微妙なニュアンスを出したかったのですが、まだまだ未熟で・・・。 少しでも皆さんに感じていただけたのかと今落ち着いてまた考えさせられています・・・。


また、アンコールに歌いました「からたちの花」に関しましての「想い出」を綴っていなかったので、ここに書こうと思います。

何年か前に現役を引退なさる歌手の先生が演奏会でお歌いになったときに、何故だかただただ涙が出てきました。その時は必然のように。僕もリサイタルをもしすることがあれば、歌おうと思っていました。しかし、大変難曲で、プログラムにも入れようと思いましたが入れられず、逆に嫌いになってしまいました。諦めていたのですが、やっぱり演奏会が近づけば近づくほど、歌いたいという気持ちが強くなっていきました。そこで最後にアカペラで歌おうと。
初めはなんとなし歌えると思っていたのですが、「みんなみんな優しかったよ」という言葉を頭に描いたら、涙が止まらずでした。。。本当にいろんな人に支えられてきたんだなぁとその時、心に響きまして。あの時の涙もこれだったのかと。



からたちの花  北原白秋

からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
からたちのとげは痛いよ 青い青いはりのとげだよ
からたちははたの垣根よ いつもいつも通る道だよ
からたちも秋は実るよ まろいまろい金のたまだよ 
からたちのそばで泣いたよ みんなみんなやさしかったよ
からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ



世間では、ノロウィルスが流行っているようです。
皆様お気を付けくださいませ。

2006.12.18.大畑 理博20070405022601.jpg

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