20091202180035
みなさんこんにちは。
日増しに寒くなりますが、いかがお過ごしでしょうか。

実はリサイタルと並行してCD制作をしておりまして、22日23日に相模湖畔にあります相模湖交流センターのホールにてレコーディングしてまいりました。

二日間で15曲の想いがつまった様々なジャンルの「日本のうた」を録ってまいりました。
かなりタイトなスケジュールだった為、初日は緊張と焦燥にかられ、身体も心も力んでしまい後半では声が枯れ割れてしまったり。。。
それを教訓に2日目はかなりの休みを挟みながら行い、なんとか全曲録ることが出来ました。


録ったテイクを聞きながらの作業なのですが、聞き返す度に自分のあまりの浅学さに憤り、そして恥ずかしさでとても胸が傷みました。


一日目が終わってホテルに向かう時にふと思い出しました。

「あなた何を悩んでるの。感じてることを身体から湧き出る息に乗せて魂で歌いなさいよ。あなたには出来るはず。言の葉を魂で紡ぐのよ。」

僕が歌うことを諦めようとした時、凄く落ち着いた穏やかな顔に、真剣な眼をしておっしゃった恩師の一言です。



そして家に飾ってあるポストカードの一文。
「そこにSoulが残るはず」
これも思い出しました。



二日目は、お客様の前でとかマイクに向かって歌うという感覚もなく、ただひたすらに魂を込めたいという一心で歌っていた気がします。
出来栄えはどうであれ、とても有意義なものになったと思います。

発売の詳細は未定ですが、年明け2月ごろかなぁ・・・。



自分の演奏も沢山抱えているのに付き合ってくれたピアニストの山本佳澄ちゃん。
最後まで根気よくアドバイス下さった千葉さん、深見さん。
そして録音エンジニアの池田さん、山中さんに感謝申し上げます。



2009.10.24.大畑 理博
スポンサーサイト