今日は勤めている専門学校の卒業式でした。
その後の飲み会では、授業の時よりもお互いに素のままで沢山の話をした。
一度だけ代講で受け持った学生とも、一度も受け持っていない学生とも。
先生と生徒の関係を保ちながらも、音楽を奏でようとする同士として。
ありのままで。
巣から旅立つ
『巣立ち』
僕は彼等の『巣』の一部にでもなれたのだろうか。。。
と、この文章を書きながら思ってしまった。
小さくて脆くてもいいから、彼等の『巣』の一部に為れたのなら僕は幸福者である。
音楽を続ける人、別の道に進む人、様々いるけれど、未知の風を浴びる彼等は、どんなビジョンを思い描きながら今日を迎えたのだろうか。
当たり前だが、僕には陰ながら応援することぐらいしか出来ない。
これから羽ばたく彼等を支えられるだけの丈夫な『巣』の全部を為すだけの器を僕は持っていない。
小さくて脆く、一部になれるかどうかもわからないけれど、動かないでそこにいようと思う。
たまに思い出してくれたら嬉しい限り。
この上ない喜び。
もし淋しくなったり殻に入りそうになった時の為にこの曲を贈ろうと思う。
先月発売した僕のCDにも入れた
『家路』
「相変わらずの笑顔で
明日を恙無く過ごせますように」
卒業おめでとう
そして、『巣立ち』という意味を込めて
お誕生日おめでとう
2010.3.25.大畑 理博
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