卒業を迎えたESP学園ミュージシャン科ヴォーカルコースのみなさんへ

ご卒業おめでとうございます。
(保留の人は頑張って!)

本当は卒業式に伺いたかったのですが、大人の事情と言う名の甘えにより行けず。。。
来るって言ってたじゃん…という方々、本当にごめんなさい(ーー;)

夜の飲み会も途中参加だったし、話したかったけど話せなかった皆さんにお伝えできなかったことが沢山あります!!!
機会があれば、是非とも問うってください。

さーらに花ちゃん、やぎちゃん、まやに美里、のじ、あきら、中本、しゅうじ、りょうすけ、まさひこ、ひるた、尾上、ミドリ、りの、あずさ、雅史、みゆ、富山の☆浜野…
って挙げてったらキリないじゃん(笑)
名前が無いから自分のことなんて…とかじゃないからねσ^_^;

話したいこと、伝えたいこと、謝りたいことがあります!!!

実は人見知りなのです。
近くにいたのに…顔合わせたのに…という方々で話せなかった人も実は沢山いらっしゃいます。。。
本当にごめんなさい。

担当したクラスはもちろんのこと、1年生の木曜の選択(テクニック)の授業で全員と関わらせていただきました。
僕は発言に対してオブラートに包むことができず直接的なので、笑顔で皆さんを深く傷つけてしまう、悩ませてしまうような事を平気で沢山発していたと思います。
この場を借りてごめんなさいm(_ _)m


そんな皆さんに僕から

頑張れとはいいません
顔を張ってください

まず自分の存在を肯定しましょ
そして“ここにいるよ”と発信してください

ボーダーを自ら引かないで
カテゴライズは捨てましょ

自分を信じて
あなたは“あなた”でしかない



空を目指す植物たちのように
真っ直ぐに伸びながら
羽ばたいて下さいね



2014.3.25.大畑 理博

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「2万人が死んだ一つの事件」
ではなく
「1人が死んだ事件が2万件あった」


この北野武さんのこの言葉は心に刻まれたものでした。
賛否両論あるにせよ、どこが線引きとかではなく、被災された方々と被害にあった方々、そして非当事者としての考えはここになければならない気がしてなりません。


オペラツアーの最後を翌日に控え、甲子園近くのホテルにいました。
そして気持ちの悪い揺れを感じました。
安全の確認をした後、テレビをつけると考えられない惨劇がそこには広がっていました。
もう衝撃的な映像がリアルタイムで伝えられていました。
だんだんと持病の症状の動悸と身体の震えがが酷くなり、たまらずテレビを消して、携帯の活字のみで情報を得ていまいした。
ベッドの中でワナワナしながら、涙が溢れ出し、呻き声をあげて錯乱したのを覚えています。

翌日は予定通り公演は行われました。
場所は阪神淡路大震災の復興シンボルとして建てられたホールでした。
メイクをし衣裳に着替えた姿を鏡ごしに見たとき、複雑な気持ちで一杯でした。
淡々とを目標にステージの上では集中しているのですが、袖にいると頭の片隅に惨状の映像が映し出される。
幕が進むにつれ、その姿のギャップに自分の心が置き去りにされた感覚でした。

今朝、僕の中の何が目覚めたのか、動悸とともに起きました。
想いが色々あるのでしょう。。。
体験した感覚は風化することはありません。
心が揺らぐのです。

まだまだ鎮まらない魂に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。



2014.3.11.大畑 理博