先日のワンマンの最後。

「写真」

平井堅さんのアルバム『FAKIN' POP』の最後に収録されています。
やはり平井堅さんが亡くなったお父様のことを思って制作し、歌っていらっしゃいます。

前々から知っていましたが、このように歌う時が来るだなんて思ってもしていなかった楽曲。

いざ練習しようと思っても、あまりに込み上げるものがありすぎて、なかなか最後まで辿り着けなかった楽曲。

それでもお盆に報告するって約束したので、今回のライヴのアンコール、そして亡き父に捧ぐ“うた”として、アカペラでなんとか最後まで歌いきれた楽曲。

平井堅さんの「写真」の歌詞は、あまりにも今の自分と重なってしまいました。
このFacebookで父の顔を出すまで、実家などでは似てると言われたことが無かったので、コメントにあったり直接仰っていただいた時には、本当に嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

僕の父はお酒はほぼ飲めなかったので、ライヴでは曲中の歌詞「ビール」を好きだった「コーラ」と変えて歌いました。



「写真」

写真立てのあなたに どんどん似ていく僕が
少し照れくさいけれど 少しうれしい

夢中で駆け出した海辺 背が届かないところで
しがみついたあの背中は 今はもう ない

あなたの背を追い越した今も 届かないところはある
孤独な夜も 憂鬱な朝も しがみつくものはない

キラキラ輝く明日を 水面が照らしていた
あなたの目にあの海は どう映ってたんだろう

時々答えが欲しくなる 時々逃げたくなる
怒ってるかな あきれてるかな
星になったあなたは ずるいよ

くわえタバコとビールで 僕を見ては笑ってた
あなたの子で良かったと心から思う

海のように広くて 空のように遠くて
あなたの子で良かったと心から思う
(作詞:平井堅)





写真は富山県魚津市にある、いつもお世話になっている林檎農園に行ったときのものだと思います。
僕は何才だろうなぁ。。。



2014.8.14.大畑 理博
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台風接近というお足元の悪い中、ご来場いただきました皆様。
誠にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


お陰様を持ちまして
「大畑理博 うたってもいいですか?~和穏-waon-~」
を終えることができました。
今回は先月の身内の出来事や、台風の影響などによりどうなるんだろうか・・・?
という思いで一杯でしたが、お足元の悪い中ご来場賜りましたお客様、そして父との約束したことを果たすため、精一杯歌わせていただきました。



セットリスト(プログラム)は以下の通りです。


~初出100年を記念して~
故郷(岡野貞一)
朧月夜(岡野貞一)

~“平和”と“いのち”と“生きてる”→“うたうこと”~
死んだ男の残したものは(武満徹)
千の風になって(新井満)
Stand Alone(久石譲)
満月の夕[ソウル・フラワー・ユニオン/ヒートウェイヴ]
一本の鉛筆[美空ひばり]
瑠璃色の地球[松田聖子]
語り継ぐこと[元ちとせ]
かぞえうた[Mr.Children]
to U[Bank Band]
愛燦燦[美空ひばり]

☆アンコール☆亡き父へ
写真[平井堅]

()内は作曲者、[]内はオリジナルアーティストです。


アンコールで歌いました平井堅さんの「写真」に関しては後日、別記事でアップしたいと思います。



2014.8.11.大畑 理博