出来ては無くなり

作っては直し

それらを常に凄いスピードで

繰り返しながら

有機質なのか無機質なのか

全然わからないけれど

どこか全てを受け入れようという

姿勢を持つ街


新宿


どこかにクリエイティビティを

掻き立てられる街

上京したては嫌いだったけど

今はそうじゃなくなってきた気がする





2015.7.31.大畑 理博
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父が亡くなってちょうど1年かぁ・・・
本当に早かった・・・

聞いたこと無い難病と
余命の年数を言われたとき
どこにも心の行き場所を見出だせず
その難病についてやたらと調べたり
僕が出来そうなリハビリの為の言語聴覚士の本を読み漁ったり
いきなり稚拙な短歌みたいなものを詠み始めたり
(画像はその一部をプリントしたものです)
本当に足掻いたな


それからあっという間に宣告通り逝ってしまった


何時かはとは言い聞かせていたけれど
それでも心の行き場所、拠り所はまだ見当たらず…


来年7月にこの数年の色んな気持ちを丸々っと
僕の一番の表現方法の“うた”に託そうと思い立ち
地元の富山でソングリサイタルをやります



―1年経ってもなお―
365日の時経てど お父さんと呼びたい、会いたい



2015.7.22.大畑 理博
富山県在住の皆様へ
コンサートのご案内です。



以下、詳細です。

フィオレンツァ・コッソットや塚田佳男をはじめ、国内外の声楽家が講師として迎えられ、1994年から2013年まで20年間にわたり8月初旬に行われたIOX-AROSA声楽サマー・セミナーに参加してきた、富山県在住、出身者による今回は記念すべき10回目の節目となるコンサートです。


僕はクラシック作品での参加ではなく、講師の先生方がもう一方で、地元の方の為にと大事になさりコンサートも開かれていた“流行り歌(ポップス)”の楽曲で参加します。

美空ひばりさんがお歌いになった
♪一本の鉛筆

Salyuが歌った映画“家路”の主題歌の
♪アイニユケル
を演奏します。

両方アレンジが加わっております。

「一本の鉛筆」は広島平和音楽祭の為に作られました。今年終戦70年を迎えた今、出来得ることは何なのかを。。。
「アイニユケル」は東日本大震災後を舞台にバラバラになった家族が再生していく模様が描かれた、映画“家路”のエンディングテーマです。

第10回 アローザ・フィオレンティーナ・コンサート


日時:2015年8月8日(土)開場/13:30  開演/14:00 
会場:北日本新聞ホール
料金:前売  全席自由  1,500円(当日 2,000円)





2015.7.8.大畑 理博
7月を迎えて2015年の半分が終わりました。

そして果たして何をやったかなぁ…っと考えてみました。

淡々と過ごしているようで、
ワンマンライヴさせていただいたり、
地元のお寺でコンサートさせていただいたり、
チョコチョコお声がけいただいたり、
歌わせていただく幸せを感じました。

昨年、父を亡くしてから読むから詠むに変わった、短歌も拙いながらはじめました。

そして3月から5月にかけて“いけばな”というものを、目黒雅叙園で開かれていた催し物をきっかけに、初めて真正面から見て、触れて、感じて…という体験をしました。


同じような繰り返しの中に
移り行く時間と季節とが重なりながら
必ず変化がそこにあって

《歳を重ねる》

とはこの中から生まれでるもの
それが年輪なのかもなと思っています。


繰り返される中で
どのぐらいほんの小さな変化に気付き
真っ向からそれを捉え
新しい何かを感じ取るか。




父の愛したウチョウラン
本当に花弁は小さく茎も細いのに
こんなに美しいんですよね。




6月26日の誕生花で花言葉は「静かな愛情」

その次の日に生まれた母は
その花を片付けないで並べている
これも
「静かな愛情」
の表現なのかもしれません。



2015.7.2.大畑 理博