この度、地元の富山にて約7年ぶりにソロリサイタルを開催させていただきます。東京での公演は今のところ考えておりません。
亡き父がきっかけをくれたので、その三回忌に添えて。7月16日の三連休の初日です。
副題は
~いのち、ひびく、うたう~

チラシには今回のテーマとなる歌曲の一節を載せました。
“いのちとは ただ 待ちぼうけの ことではないか”
この言葉は詩人 高野喜久雄によって「いのち」という詩として紡がれました。
晩年、難病により〈待つこと〉を我々に示した父と呼応するように。
そしてチラシを作る際にどうしようかと考えていたところ、ふと父と親交のあった方に託し、お願いしてみようと思い、同じ地域の陶芸家 釋永由紀夫氏に依頼。快諾くださり送られてきた写真は、和室に置かれた素敵な花入と刺された3本の薔薇でした。
掲載した詩「いのち」に“薔薇は棘 人は言葉で”とあります。まさにフィットという感じです。

歌曲、そして今回のための委嘱作品、童謡、ポップスと、僕が感じている~いのちとうたがひびくとき~をテーマに集めます。
ピアニストには作品の委嘱をきっかけにお世話になっている、著名な方々の共演者としても第一線で活躍される鳥井俊之先生をお迎えします。
ご多忙とは存じますが、足をお運びいただけたら幸いです。
2016.5.吉日.大畑 理博 拝
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