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秋の空を見上げると、沢山の八木重吉の詩を思い出します。
以前にも四篇の詩を掲載していました。
「秋の瞳」という詩集を持って歩くと、様々な想いを代弁してくれます。




秋の空        八木重吉


秋が呼ぶようなきがする
そのはげしさに耐えがたい日もある

空よ
そこのとこへ心をあづかってくれないか
しばらくそのみどりのなかへやすませてくれないか 





雲           八木重吉


くものある日
くもは かなしい
 
くもの ない日
そらは さびしい  




2009.9.22.大畑 理博
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