新実徳英先生作曲の「われもこう」という作品を演奏しました
演奏する前には必ず、練習段階でその詩の世界観をかなりイメージするのですが、イマイチ掴めていませんでした
大地に生える辛抱強い感覚だったんですが。。。
たまたま演奏前に通り掛かった花屋に、他の花たちと一緒に束ねられたわれもこうを見て
「あぁ~そういうことかぁ!!」
と秋晴れの下で納得し、演奏することが出来ました

われもこう 谷川 雁
あの色だけならば 暗すぎる
すすきの道をふさぐ われもこう
風のままゆれ 霧のたびぬれ
さびついたとびらをつくる鞠
にわかに秋の日
かがやく 深いくれない
遠くでうろこ雲 たずねてる
エジプトそだちの 紅を見たか
2011.10.9.大畑 理博
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