「新いけばな主義」
http://bankart1929.com/archives/1777

横浜のBankART studio NYKまで来ました。
各流派の家元や理事、フローリスト、フラワーアーティストなど現代いけばなの作家さん27人による作品が広がっています。


今日は深谷正子と森重靖のパフォーマンスも拝見でき、ダンスとチェロといけばなという新しいコラボレーションに圧倒されました。


「いけばな」という概念は今回もいい意味で凄い勢いで揺るがされました。
以前、目黒雅叙園の展覧会の折に感じた疑問の一つの回答をいけばなで触れさせていただいた、古流かたばみ会家元の大塚理司先生にもお会いでき、とても腑に落ちる作品のオンパレードでした。
「新いけばな」と銘打っていますが、どこか本来の「いけばな」のスタンスに還っているという印象も受けました。

作品に触れるというより空間に一緒にいることで感じるもの。
外から内へ、そして、中へ、奥へ、また、外へ
静と動、活と死、こちら側と向こう側
いきたい衝動ととどまる理性
とても刺激の多い展覧会でした。
2017.6.28.大畑 理博
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