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父の日に寄せて

父を背負った日のことを
今朝、なんとなく見た夢で思い出した
そういえば父のことを背負ったのは
これが最後だったんだと思う

30年前の小学校の運動会
とても重かった

こうやって写真に残っているから
余計に覚えているのかもしれない



親に背負われることは沢山あるけれど
子が親を背負うことはほとんどない

この世に居ないから
もう背負うことは出来ない
今生きていたとしても
恥ずかしくて出来ないだろう

眠くなって背負われていたときの温もりって
どうも思い出せそうで思い出せない
でもあの重みは不思議と身に付いていて
忘れようとしてもずっと忘れないんだと思う



2021.6.19.大畑 理博
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