無事にMUSIKRA音の雫コンサート「和のうた~景~」を終えることが出来ました
この会を企画してくださり、そしてマニアック極まりないプログラムにもかかわらず、しっかり支えてくださったピアノの中沖いくこさんには本当に感謝しかありません。


とても気持ちよく演奏させていただきました。
緊張感の続く楽曲でしたのでお互いの集中力も凄かったと思います。
なんと言っても「曼珠沙華」と「彼岸花」のときは気合い入りました(笑)
四半世紀ぶりに会った中学の後輩
高校大学と一緒に学んだ同期と先輩
地元のコンサートの運営だった方
地元町の記念式典でお世話になった方
などなど久しぶりにお会い出来て感慨深く、またはじめましての方々ともとても良い時間を過ごせました。
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日本の歌曲やうたは風景を取り入れることが多いです
そこに書かれていることが、ただの風景や習慣、または木々、花々などの自然現象をさり気なく盛り込み季節を感じさせてくれます
そしてそこには先人たちの“おもい”が託されています
プログラムはそんなことを思いながら、地元富山と絡めつつ選びました


マニアックな内容だったので僕もかなり勉強させてもらいました
北原白秋の詩で同じ花が題材の歌曲
山田耕筰の「曼珠沙華」
團伊玖磨の「彼岸花」
どちらも大曲で大変だったけれど色んなものが得られました
そして生誕100年、没後10年の畑中良輔先生の作品
『低声のための三つの抒情歌』
・採花
・海浜独唱
・花林
全三曲を演奏できたことは何かを掻き立てられました
本当にお付き合いいただいた中沖さんには感謝しかありません
和のうた~景~
『日本民謡集』より
こきりこ(富山県民謡 間宮芳生作曲)
秋風の歌(山田耕筰 作曲・西条八十 作詩)
赤とんぼ(山田耕筰 作曲・三木露風 作詩)
『白いうた青いうた』より
われもこう(新実徳英 作曲・谷川雁 作詞)
秋の月(瀧廉太郎 作曲・作詩 山田耕筰編曲)
~生誕100年 没後10年 畑中良輔先生の作曲作品から~
『八木重吉の詩による五つの歌』より
秋の空
『低声のための三つの抒情歌』
採花
海浜独唱
花林
~2つのひがんばな/北原白秋 作詩~
『AIANの歌』より
曼珠沙華(山田耕筰 作曲)
『三つの小唄』より
彼岸花(團伊玖磨 作曲)
薤露歌(加藤由美子 作曲)
アンコール
小さな空(武満徹 作曲・作詞)
2022.10.16.大畑 理博
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