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空の青さをみつめていると

空が高くなり、段々と秋になっているのを感じます。

みなさんお元気でしょうか?
僕のほうはだいぶ顔の傷も快復に向かい、今は絆創膏ではなくテープだけになっています。

8月11日付の日記にも書かせていただきましたが、本の再読をいたしました谷川俊太郎詩集の中から、この秋の空を見つめながら思い出した詩を記しておきます。(本当はダメなんですけど・・・。)



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空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
だが雲を通つてきた明るさは
もはや空へは帰つてゆかない

陽は絶えず豪華に拾っている
夜になっても私達は拾うのに忙しい
人はすべていやしい生れなので
樹のように豊かに休むことがない

窓があふれたものを切りとつている
私は宇宙以外の部屋を欲しない
そのため私は人と不和になる
在ることは空間や時間を傷つけることだ
そして痛みがむしろ私を責める
私が去ると私の健康が戻ってくるだろう
(『六十二のソネット』より)


2007.9.14.大畑 理博


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